カフェ開業で最初に揃えるべき食器リスト
カフェ開業時の食器選びで大切な考え方
最初から多くの種類を揃えすぎる必要はありません。
開業初期は、メニュー数や客数がまだ安定していないことも多いため、まずは「よく使う食器」を中心に揃えるのがおすすめです。
特に意識したいのは、以下の3つです。
- 看板メニューに合うこと
- 複数メニューで使い回せること
- 洗いやすく、割れにくく、収納しやすいこと
見た目の良さだけで選ぶのではなく、日々のオペレーションを考えながら選ぶことが大切です。
まず揃えたい基本の食器リスト
1. コーヒーカップ・マグカップ
カフェに欠かせないのが、コーヒーやカフェラテを提供するためのカップです。
ドリップコーヒー、カフェラテ、カプチーノなど、メニューによって適したサイズが変わります。最初は、汎用性の高いマグカップやカフェラテ用のカップを中心に揃えると使いやすいです。
目安としては、ホットドリンク用に200〜300ml前後のカップを用意しておくと、多くのメニューに対応しやすくなります。
お店の雰囲気を出しやすいアイテムでもあるため、ロゴ入りカップやオリジナルカラーのカップを取り入れるのもおすすめです。
2. ソーサー
カップと合わせて使うソーサーも、必要に応じて揃えておきたい食器です。
ソーサーがあるだけで、ドリンクの提供時に上品な印象を与えられます。小さな焼き菓子やスプーン、シュガーを添える場合にも便利です。
一方で、カジュアルなカフェではソーサーを使わず、マグカップだけで提供するケースもあります。お店の価格帯や雰囲気に合わせて判断しましょう。
3. ケーキ皿・デザート皿
ケーキ、焼き菓子、プリン、チーズケーキなどを提供する場合は、デザート皿が必要です。
直径15〜18cm前後のプレートは、ケーキや小さなスイーツに使いやすく、カフェでは特に活躍します。
白やベージュなどのシンプルな色は、どんなスイーツにも合わせやすく、写真映えもしやすいです。反対に、個性的な色や形の皿を選ぶと、お店らしさを演出できます。
4. ランチプレート
カフェでランチメニューを提供する場合は、メイン料理を盛り付けるプレートも必要です。
パスタ、カレー、サンドイッチ、ワンプレートランチなど、提供するメニューに合わせてサイズを選びましょう。
最初は直径23〜27cm前後のプレートがあると便利です。大きすぎると収納しにくく、小さすぎると盛り付けが窮屈になるため、メニューとのバランスを見て選ぶことが大切です。
5. ボウル
サラダ、スープ、グラノーラ、アサイーボウル、丼メニューなどに使えるのがボウルです。
カフェでは、深さのある器が意外と重宝します。サイドメニューにもメインメニューにも使えるため、汎用性の高いアイテムです。
スープ用、サラダ用、ライスメニュー用など、用途に応じてサイズを分けておくと提供しやすくなります。
6. 小皿・取り皿
小皿は、焼き菓子、付け合わせ、薬味、ミニデザートなどに使えます。
メインの食器ほど目立つ存在ではありませんが、実際の営業では使用頻度が高いアイテムです。
小皿があると、メニューにちょっとした一品を添えやすくなり、提供の幅も広がります。
7. グラス
アイスコーヒー、アイスティー、ジュース、炭酸ドリンク、水などに使うグラスも必須です。
最初は、どのドリンクにも使いやすいシンプルなグラスを揃えるのがおすすめです。
容量は250〜350ml前後が使いやすく、ドリンクメニューの多くに対応できます。見た目だけでなく、割れにくさや洗いやすさも確認しておきましょう。
8. カトラリー
食器と合わせて、スプーン、フォーク、ナイフも必要です。
最低限揃えておきたいのは、以下のようなアイテムです。
- コーヒースプーン
- デザートフォーク
- ランチ用フォーク
- ランチ用スプーン
- ナイフ
食器とカトラリーの雰囲気が合っていないと、全体の印象がちぐはぐになってしまいます。器の色やお店の内装に合わせて、統一感のあるものを選びましょう。
最初に揃える食器の数量目安
食器の必要数は、席数や回転率によって変わります。
例えば、10席前後の小規模カフェであれば、各食器を席数の2〜3倍程度用意しておくと安心です。
営業中は、使用中の食器、洗浄中の食器、予備の食器が必要になります。席数ぴったりの数だけでは足りなくなることが多いため、少し余裕を持って準備しましょう。
また、食器は営業中に割れることもあります。特にグラスやプレートは予備を含めて用意しておくと安心です。
食器選びで失敗しないためのポイント
メニューを決めてから選ぶ
食器は、メニュー内容がある程度決まってから選ぶのがおすすめです。
先に食器だけを選んでしまうと、実際の料理を盛り付けたときにサイズが合わないことがあります。
看板メニュー、ランチメニュー、デザートメニュー、ドリンクメニューを整理したうえで、それぞれに必要な器を選びましょう。
世界観を統一する
カフェの食器は、お店の世界観を伝える大切な要素です。
ナチュラルな雰囲気なら温かみのある陶器、スタイリッシュな雰囲気ならシンプルな白や黒の器、和モダンな雰囲気なら土ものの質感がある器など、コンセプトに合わせて選ぶと印象がまとまります。
お客様が写真を撮りたくなるような食器は、SNSでの拡散にもつながります。
収納とオペレーションも考える
デザイン性の高い食器でも、重ねにくい、洗いにくい、割れやすいものは店舗運営で負担になることがあります。
特に開業初期は、スタッフ数が限られていることも多いため、扱いやすさは重要です。
見た目と実用性のバランスを取りながら選びましょう。
15席のカフェで最初に揃える食器の数量目安
ここでは、15席前後の小規模カフェを想定して、開業時に揃えておきたい食器の数量目安を紹介します。
基本的には、席数の2〜3倍を目安に用意しておくと安心です。営業中は「お客様が使用中の食器」「洗浄中の食器」「予備の食器」が必要になるため、15個だけでは足りなくなることが多いです。
特にカップやグラスは使用頻度が高いため、少し多めに揃えておくのがおすすめです。
食器の種類 | 15席の場合の目安数量 | 補足 |
|---|---|---|
コーヒーカップ・マグカップ | 40〜45個 | ホットコーヒー、カフェラテ、紅茶などで使用頻度が高いため多めに用意 |
ソーサー | 30〜45枚 | ソーサー付きで提供する場合はカップと同数あると安心 |
ケーキ皿・デザート皿 | 30枚 | ケーキ、焼き菓子、プリンなどに使用。スイーツ比率が高い店は45枚程度 |
ランチプレート | 30枚 | ランチ提供がある場合は必須。ワンプレートやパスタにも使いやすい |
ボウル | 20〜30個 | サラダ、スープ、グラノーラ、丼メニューなどに使用 |
小皿・取り皿 | 30枚 | 付け合わせ、焼き菓子、取り皿、ミニデザート用 |
グラス | 45個 | 水、アイスコーヒー、アイスティー、ジュースなどで使用頻度が高い |
コーヒースプーン | 45本 | ホットドリンクの提供数に合わせて多めに用意 |
デザートフォーク | 30本 | ケーキや焼き菓子を提供する場合に必要 |
ランチ用フォーク | 30本 | パスタやプレートランチ用 |
ランチ用スプーン | 30本 | カレー、スープ、ライスメニュー用 |
ナイフ | 20〜30本 | ランチメニューの内容に応じて調整 |
15席のカフェであれば、最初から大量に揃える必要はありませんが、最低限としては各食器を30個前後、使用頻度の高いカップやグラスは40〜45個ほど用意しておくと安心です。
例えば、ドリンク中心のカフェであればカップとグラスを多めに、ランチ営業を重視するカフェであればランチプレートやボウルを多めに準備すると運営しやすくなります。
また、食器は営業中に割れることもあるため、ぴったりの数ではなく、予備を含めた数量で考えることが大切です。開業初期は、まず上記の数量を目安に揃え、実際の売れ筋メニューや回転率を見ながら追加していくと無駄が少なくなります。
まとめ
カフェ開業時に最初に揃えるべき食器は、以下のようなアイテムです。
- コーヒーカップ・マグカップ
- ソーサー
- ケーキ皿・デザート皿
- ランチプレート
- ボウル
- 小皿・取り皿
- グラス
- カトラリー
最初からすべてを完璧に揃える必要はありません。まずは看板メニューや提供予定のメニューに必要な食器を中心に、使い回しやすいものから揃えるのがおすすめです。
食器は、料理やドリンクを引き立てるだけでなく、お店の印象やブランドづくりにも関わります。
開業準備の段階から、メニュー、内装、コンセプトに合った食器を選ぶことで、カフェ全体の魅力をより高めることができます。