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食器のこと2026.10.17

名入れ・ロゴ入りラテボウルを作るには|転写の仕組みと最低ロット

名入れ・ロゴ入りラテボウルを作るには|転写の仕組みと最低ロット

店名やロゴの入ったラテボウルで一杯を出したい。そう考えて「ラテボウル 名入れ」と調べると、出てくるのは記念品やノベルティの名入れサービスがほとんどです。ところが、店で毎日使う器と、配って終わる記念品とでは、確かめるべき条件がまるで違います。

この記事では、ラテボウルに名入れ(ロゴ入れ)をするときに、入れ方・個数・データ・納期の順で何を決めればよいかを整理します。例として、CAFORAのラテボウル(温 -ON-・拡 -KAKU-)でロゴを入れるときの実際の条件を使います。

ロゴを器に入れる方法そのもの(転写・印刷・彫りの違い)は カフェの食器にロゴを入れる方法 で詳しく扱っています。この記事は、その中から「ラテボウルに転写で入れる」場合に絞った続きです。

ラテボウルの名入れは「記念品」と「業務用」で条件が違う

名入れのラテボウルには、大きく2つの使われ方があります。ひとつは周年記念や販促で配る記念品、もうひとつは店のメニューを出す業務用の器です。

検索で上位に出てくる名入れサービスは、前者を想定したものが中心です。ノベルティ向けの名入れでは、たとえば「100個から見積もり」「12色から指定」「転写・銅版・イッチンから選べる」といった条件が並びます。配る数がまとまっていて、色を使って華やかに見せたい用途には合っています。

一方、店で使うラテボウルでは、気にすることが変わります。

  • 毎日洗浄機を通しても、ロゴが長く保てるか
  • 店の席数に合う、少なめの個数から作れるか
  • 割れた分を、同じロゴで追加できるか
  • ラテアートの邪魔にならない形と大きさか

同じ「名入れ」でも、何を優先するかで選ぶ先が変わります。

ノベルティの名入れと業務用ロゴ転写の比較表

検索上位のノベルティ向け名入れの一例と、CAFORAのラテボウルのロゴ転写を、発注するときに確かめる項目で並べました。CAFORA側は、商品ページとよくある質問に書いてある条件です。

確かめる項目

ノベルティ向けの名入れ(一例)

CAFORAのラテボウル(ロゴ転写)

想定する使い方

記念品・配布

店で毎日使う業務用

最低個数

100個から見積もり(下回ると手数料)

本購入30個から

ロゴの色数

指定色から選べる(多色)

単色(多色のロゴは1色に変換)

入稿データ

別途案内

EPS・SVG形式推奨(カートに入れるときにアップロード)

納期

記載なし

仕様確定後おおよそ5〜6週間(ロゴなしは注文確定後おおよそ4週間)

試してから決める

—

サンプル1点(グレー・240ml・ロゴなし)

追加・再注文

—

同じ形状・カラー・ロゴ転写で再注文できる

洗浄

—

業務用食洗機・電子レンジ可。転写部分は強くこすらない

この表で分かるのは、業務用では「少なく作れるか」と「同じものを後から足せるか」が効いてくることです。記念品は一度配れば終わりですが、店の器は割れたり欠けたりするたびに補充が要ります。

ラテボウルの名入れが転写で単色になる理由

CAFORAのロゴ転写は、現在は単色での対応です。多色のロゴを入稿した場合も、基本的には1色に変換して転写します。

転写は、ロゴを刷った転写紙を器に貼り、窯で焼き付ける方法です。焼き付けるため、表面に載せただけの印刷より洗浄に強くなります。一方で、刷るための版を色ごとに用意する必要があり、色を足すほど手間と費用が増えます。だからこそ、まずは1色のロゴで始めるのが、小ロットでは無理のない選び方です。

もうひとつ知っておきたいのが、画面で見た色と焼き上がりの色は同じにならない場合があることです。磁器への転写と焼成を経るため、色が少し変わります。ブランドカラーを厳密に合わせたいときは、注文前に相談しておくと行き違いが減ります。

単色になることを前提に、ロゴを1色で表したときに形が崩れないかを確かめておくと安心です。細い線や小さな文字が多いロゴは、ラテボウルの側面に収まる大きさに縮めたときに読めなくなることがあります。ベクター形式(EPS・SVG)のデータを推奨しているのも、縮めても線が荒れないためです。

ラテボウルに名入れする前に決める5項目

実際に頼む前に、次の5つを決めておくと、見積もりも仕上がりの確認も早く進みます。

決めること

決め方の目安

①どの器に入れるか

主力メニューに合う容量と口の広さで選ぶ。丸く深い温 -ON-(直径約9cm×高さ約7.5cm)か、浅く広い拡 -KAKU-(直径約10cm×高さ約5cm)。どちらも240ml

②何個作るか

同時に出す最大杯数+洗浄中の分+予備。CAFORAの本購入は30個から

③ロゴのデータ

単色で成り立つロゴを、EPSかSVGで用意する。元データが無ければ、制作した人に印刷用データを頼む

④いつまでに要るか

ロゴ入りは仕様確定後おおよそ5〜6週間。開業日やリニューアル日から逆算する

⑤洗い方の決まり

転写部分を強くこすらない。研磨剤入りのスポンジや金たわしを使わない

①の器選びで迷ったら、ラテボウルのサイズ選び で容量・口径・深さの関係を整理しています。ラテボウルという器そのものの考え方は ラテボウルとは にまとめています。

ロゴの入らない状態で形と大きさを確かめたいときは、温 -ON- のサンプル を1点から取り寄せられます(サンプルはグレーのみ・ロゴなし)。手に持ったときの重さや、注いだときの見え方は、写真より実物で確かめるほうが確実です。

②の個数について、なぜ受注生産の器に最低ロットがあるのかは 小ロットでオリジナル食器を作る方法 で、④の納期の内訳は 別注食器の納期はどれくらい? で詳しく扱っています。

名入れラテボウルの発注の流れ

CAFORAでロゴ入りのラテボウルを頼むときの流れは、次のとおりです。

  1. 商品ページで器(温 -ON- か 拡 -KAKU-)とカラー・数量を選ぶ
  2. 「本購入」でロゴ転写ありを選び、ロゴデータをアップロードする
  3. 仕様が確定してから、おおよそ5〜6週間で届く
  4. 追加が必要になったら、過去の注文と同じ形状・カラー・ロゴ転写で再注文する

指定の形式でアップロードできない場合でも、問い合わせで相談できます。焼きものなので、原料や釉薬、焼成の条件によって、再注文のたびに色味や質感にわずかな個体差が出ることがあります。

器の形そのものから店に合わせたい場合は、ロゴ入れとは別の進め方になります。考え方は オリジナル食器を作る前に知っておきたいこと を参照してください。

よくある質問

Q. ラテボウルの名入れは何個から頼めますか CAFORAの本購入は30個からです。サンプルは1点から買えますが、ロゴは入りません。

Q. ロゴを2色以上で入れられますか 現在は単色での対応です。多色のロゴは、基本的に1色に変換して転写します。色に希望がある場合は事前に相談してください。

Q. 名入れしたラテボウルは食洗機で洗えますか 業務用食洗機・電子レンジとも使えます。ロゴを長くきれいに保つため、転写部分は強くこすらないようにしてください。

Q. 割れた分だけ、同じロゴで追加できますか 同じ形状・カラー・ロゴ転写で再注文できます。受注生産のため、原則として最低注文数量(30個)があります。少量の補充は問い合わせで相談してください。

まとめ

ラテボウルの名入れは、記念品として配るのか、店で毎日使うのかで条件が変わります。業務用なら、①器 ②個数 ③単色のロゴデータ ④納期 ⑤洗い方の5つを先に決めると、選び間違いが減ります。

CAFORAでは、丸く深い 温 -ON- と、口の広い 拡 -KAKU- のどちらにも、本購入30個から店のロゴを転写して注文できます(サンプルはロゴなし)。形からの相談は よくある質問・お問い合わせ からどうぞ。

CAFORA